約束の日*
大切な約束 ・28 最臥「おっとそろそろ時間じゃないかね」透明「あっそ、そうですね」最臥「最初の出会いが、こんな形になってしまい 本当に申し訳なかったが君たちの師匠が 生涯をささげて育てた、私の甥っ子と出会えて 本当に嬉しかったよ 二人の調整は…
大切な約束 ・27 最臥「ブログの件は、私が谷津根くんに、ちゃんと 言っておくから、君は自分の信念に従って 書いてください」透明「ありがとうございます」最臥「おっと、結構な時間になってしまったね 時間を取らせてしまい、本当にすまない」透明「う~…
大切な約束 ・26 透明「ブログを止める・・・私のブログは、危険という 判断をされたということですか」最臥「う~む・・・私も君のブログを読ませていただいた のだが、特に問題は無いし、多くの人の役に立っている ことは分かっている・・・強いて言えば…
大切な約束 ・25 透明「ネ、ネットってインターネットのことですか」最臥「そう君も使っているだろ」透明「で、でも、インターネットがどうして」最臥「この世の成り立ちは、言わなくてわかっていると 思うのだが、あえて話をさせてもらうと、 人間という…
大切な約束 ・24 透明「約束ですか」最臥「この話は今回、君を試させてもらった 理由にもつながることなのだが・・・。」透明「」最臥「透明君は、禍津代勿(まがつよなか)という 話を聞いたことがあるかい」透明「禍津代勿い、いいえ記憶に無い言葉です」…
大切な約束 ・23 最臥「改めて、自己紹介をさせてもらうね 私は、鈴音、そう、君たちがお母さんと 呼んでいる妹の兄、そして、君たちの 師匠である竜太(りゅうた)の義兄にあたる、 最臥という者です」先生の名を・・・間違いないこの人は、先生の親族だ透…
大切な約束 ・22 黒揚羽と六羽との再会を果たし、しばらくして・・・。揚羽「も、もうご主人たら 人が見ています・・・こういうことは、 お家に帰ってからにしてください」透明「おいおい人が聞いたら誤解されるような ことを言うなよ」揚羽「・・・・・。…
大切な約束 ・21 透明「・・・最臥ひとつ聞いていいか」最臥「何だ」透明「お前・・・さっきの言葉・・・。」最臥「」透明「人間にも、そういう人種がいるとはなって お前、人間じゃない口ぶりだったが」最臥「・・・くくくっ・・・語るに落ちるとは、 こ…
大切な約束 ・20 透明「人が人を呪い、人が人を蹴落とすような ことをすれば、必ず報いが生じる それでも人は、自分自身の為、家族や 譲れない大切なモノの為、必死に生きているんだ お前は、その想いを汲み取ることもせず、 ただ、刈り取っているだけの愚…
大切な約束 ・19 時間だけが流れてゆく・・・透明「何をしている早く行けよ」最臥「ひとつ、聞かせてくれないか」透明「答える必要はない 私は、もうお前を見たくないんだよ」最臥「わかっているしかし、これだけは」透明「」最臥「お前は、この場所を見て…
大切な約束 ・18 一瞬・・・時が止まり、また動き出す 「ドシュ~~~ッ 」狩理「ガァ・・・・・ッ」最臥「」透明「・・・・・・。」狩理の身体が半分消し飛ぶ最臥「お、お前、私の術式を」透明「・・・術式破壊 ・・・。」透明の手には、狩理を呼び出すた…
大切な約束 ・17 透明「あ、あ、あ、ああっ 」狩理「チッ余計な真似を」透明「揚羽~~~っ六羽~~~~~っ 」私は、二人の所に這うように駆け寄る透明「揚羽~~~っ六羽~~~~~っ」 揚羽「・・・ご主人・・・しっかり・・・して ください・・・」透…
大切な約束 ・16 ズンズンと音を立てて進む透明最臥との距離が近づいてゆくにつれ、足に力が入ってゆく「そこまでです」透明「」私と最臥の間に、割って入るものが・・・。透明「・・・狩理(しゅり)・・・。」師匠の式神・獣魔 狩理・・・彼の名だ狩理「こ…
大切な約束 ・15 似ているはずだ・・・。身にまとっている気質は、この式神を 制御するための気質師匠のそれと同じだったということか透明「何故だ答えろ 」最臥「くくくっ・・・考えてみたらどうです 私が、何故君の師匠の使役していた式神を 持っている…
大切な約束 ・14 透明「本当に、嫌なヤツ この結界は、式神だけを破壊する結界 私の性格をよく知っているということか」揚羽「ご主人何を言っているのですか」透明「」揚羽「これなら、ご主人は通れるじゃないですか ためらう必要を感じませんが ご主人だ…
大切な約束 ・13 大気中の気が一点に集まってゆくようだ通常、式神は隔離された次元に存在し、 私たちの次元と別の次元を行き来することが できる・・・。最臥が呼び出した式神は、次元を渡る際、この次元に存在する為に必要な気質を多量に集めなければな…
大切な約束 ・12 透明「くくくくくっ・・・あはははははっ」最臥「まだ、笑うか・・・ジャク・ドウ ・・・」最臥が印を組み始める・・・次の瞬間「ビキーッ 」空間に亀裂が入ったような、凄い音がこだまする最臥「うっな、なんだ」透明「いてててててっみ…
大切な約束 ・11 最臥「穏便に済まそうと思っていたのだが どうだい最後にもう一度聞くが、 黙ってついてきてはくれないかい」透明「愚問 」最臥「そうか、勿体ないが・・・始めようか」目の前の呪術師が揺らいで見える最初から伏線は張っていたということ…
大切な約束 ・10 透明「私は、理想論を唱えるつもりはありません ですが、師匠は決して自らの手を黒く染めては いないはずです」最臥「・・・・・ふ~っ・・・・。 やはり、まだまだ甘いな・・・。」透明「」最臥「君たちは、知らないだけじゃないのかい …
大切な約束 ・9 しばらく、時間が止まっていた・・・師匠を知る人物、師匠との約束、確かに私が感じた師匠と似た雰囲気・・・でも・・・。透明「すみません今の私たちには、個々に 生活があります・・・それに・・・。」最臥「生きにくくは無いかい」透明「…
大切な約束 ・8 最臥「大切な約束を果たすためです」また約束か透明「残念ですが、私は最臥さんとお約束を した覚えがないのですが」最臥「あははっそんなに邪険にしないでください 確かに透明くんとは、約束はしていないね」透明「」最臥「だが、ある人と…
大切な約束 ・7 「クスクス・・・いくら式神と戯れて いたとはいえ、油断大敵ですよ」透明「あ、あなたは、確か・・・最臥(さいが)さん」最臥「おお覚えていてくれたのですね 嬉しいですよ、透明くん」わ、私の名前を最臥さん・・・昨年のあいさつ回りの時…
大切な約束 ・6 透明「・・・・・」揚羽「・・・・・」何で、こんな場所で困惑しているんだ私たちは透明「う~~~~ん・・・よし先ずは整理しよう」揚羽「」透明「揚羽は、今日この時間に、ここでの約束を覚えて くれていて、私を連れてきてくれたんだよね…
大切な約束 ・5 揚羽「ふ~ん・・・。」透明「どうりで、背筋がざわつくワケだ・・・」揚羽「ザワッ ・・・ザワワッ・・・ザワ ・ザワ・・・。」透明「あの~っ揚羽さん」揚羽「何でしょう」透明「いつ、そういうネタを仕入れてくるんですか」揚羽「テレビ…
大切な約束 ・4 透明「こ、ここって」揚羽「やっと、思い出しましたか」透明「どこ」揚羽「ガクッご主人~~~っ」透明「いやいやいやいやだって、こんなところ、 初めて来たし、ここで約束があるなんて 覚えも無いんだけど」黒揚羽の案内で到着したその場…
大切な約束 ・3 揚羽「・・・ご主人・・・。」透明「はひっ」揚羽「・・・まさかとは、思いますが・・・」透明「あはっ・・・あははっ・・・」冷や汗タラタラの透明・・・・揚羽「・・・・・はぁ~っ・・・忘れたと」透明「しゅ、しゅみませぬ~~~っ 」揚…
大切な約束 ・2 揚羽「や、やっと、思いだしましたか」透明「そういえば、今日はお前たちのメンテナンスを するんだったね」揚羽「そうです本来なら、術者が自分で覚えて おかなければ、ならない事柄です そうしなければ、ご主人は我らに喰われますよ」透明…
大切な約束 「おはようございます 」透明「んっ・・・う~ん・・・」「ご主人起きてください 」透明「ん~っ・・・」ガバっと布団を跳ね上げる透明透明「だ、だ、だから何でお前が布団に 入っているんだよ~~~揚羽~~~っ 」揚羽「黒揚羽です・・・。」透…