透明「私なら・・・泣いて暮らすかな」
愛華「へっ」
透明「そんで、泣き飽きたら亡くなった人が
呆れて心配するのが馬鹿らしくなるくらい
自由に生きてその中で恋愛のチャンスが
あったら、その時のノリで考えると思うよ」
愛華「あははっ 先生らしいかも」
透明「でもね 泣いて暮らすのも力がいるでしょ
みんな、泣くことを止めて出せるもの出さずに
心に閉まってしまうから、なが~く引きずる
ことが多いんだけど、出来れば出せるものは
出すほうが切り替えは早いのかもね」
愛華「何だか先生も経験者みたい」
透明「経験したことあるよ 私も恋人を亡くしてるんだ」
愛華「そ、そうなんですか す、すいません・・・」
透明「あっ、いや、気にしないで もう私は気持ちを
切り替えて自由に生きてるから」
愛華「・・・先生は、亡くなった人見えるんですよね
その時先生の恋人さんは、何て言って・・・」
透明「う~ん、残念ながら会ってくれなかったんだ」
愛華「えっ どうして・・・」
透明「う~~~ん わからん」
愛華「 先生でもわからないことあるんですね」
透明「もちろん
世の中わからないことだらけだよ
だから、生きて多くのことを見聞きして
学んで 悩んで 楽しんで亡くなった人にあの世で
自慢話もっていかないと勿体ないじゃない」
愛華「そうか そうですよね
先生と話せて何だか気持ちが楽になりました」
透明「大切な人を亡くすのは、みんな同じではなくて
人それぞれ感じ方が違うとは思うんだけど、
やるべきことは、その人が生きていた意味を残った人が
自分なりの生き方で示してあげて行くことなんじゃないかと
私は想うんだ」
愛華「」
透明「愛華さんは、彼と出会えたことで大きな人生経験を
得たんじゃない それを、いつか彼のおかげでこうなれた
って自慢出来るくらい、彼の生きた意味を持たせてあげなよ
それが、亡くなった人への最高の供養だと思うよ」
愛華「はい」
透明「焦らなくていいから、自分なりにどうして行くか決まったら
もう一度おいで 少しは力になれると思うから」
愛華さんとの最初の鑑定は、ここまでです
ここから彼女はどのように考え、どのように変わっていったのか
次回紹介して行きますね
続く・・・。
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