占い師の日記

お客さんの鑑定の話や業界の裏話などを紹介♪ 風水/パワースポット/富学占などお役立ち情報も(^O^)/

WANTED・とある秋の昼下がり2

WANTED




私達は直ぐさま円に連絡を入れる


「プルルルルルッ・・・プルルルルルッ」


透明「・・・出ない

 陣「や、やっぱり円が

透明「い、いやちょっと待て

   円がやった証拠がなければ

   あいつに一生言われ続けることに

   なる可能性もある」

 陣「 そ、それって」

透明「一生モルモットになりたいか


今まで見たことが無いほど首を振る陣くん


透明「とにかく、あいつが行きそうなところを

   当たってみないと」

 陣「な、なあ 瑠璃のところは

   あいつ結構瑠璃の家に入り浸ってたぞ」

透明「そっか よし、瑠璃に電話」



「プルルルルルッ・・・ガチャ」


透明「あっ 瑠璃」

瑠璃「とうめ~いぃぃぃ

           どうしよ~う

透明「えっ る、瑠璃 ど、どうした」

瑠璃「響が・・・響が起きないの~

透明「な、なに~っ


それからは、大泣きしている瑠璃が何を

言っているのかわからない状態


透明「と、とにかく今からそっちに行くから

   今どこだ


なんとか聞き取れた病院名をたよりに私達は

急ぎ瑠璃の待つ病院に駆けつける


 陣「瑠璃 響は

瑠璃「まだ、起きない・・・」


きっと長い間泣き続けたんだろう

目が腫れて真っ赤になっている・・・。


透明「お医者さんは」

瑠璃「原因はわからないって・・・。

   でも、命には別状はないから
   
   安心してくれって
・・・。」

透明「そ、そうか、よかった」

 陣「・・・ひ、ひで~っ

   ・・・ゆるせない

透明「陣、落ち着け まだ誰がやったのか

   本当に狙われているのかもわからないん

   だから」


そう言っている私の本心もやるせない気持ちで

いっぱいだった


瑠璃「どういうこと


私達は瑠璃に今まであったことを説明する・・・。


瑠璃「・・・・・・。」

透明「まだ、何もわかっていないんだけど」

 陣「・・・・・・。」

瑠璃「・・・で、でも、円なら響に手を出す

   ようなことはしないよ


 陣「お、俺だってそう想いたいよ」

透明「とにかく、円を捕まえないと話が

   進まない

   それに、一度瑠璃の家を調べさせてくれ



私達は、瑠璃に家の鍵を借り一路

瑠璃の家に向かった・・・

一体何が起こっているんだ




          続く・・・。









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