占い師の日記

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判断の基準・鑑定116ー23

判断の基準23



透明「じゃぁ~ん

伊奈「」

鉄二「」

作治「」

園長「」

沖田「じゃぁ~んって、出されても

   わかんねぇ~よ~」

透明「あっごめんごめん

   これは、写経用紙だよ」

七子「写経」

透明「そうよく、お寺さんとかの説法会でも

   やってるでしょ」

伊奈「お経を写すやつ」

透明「うん

   皆さん、写経というのは、どういったものか

   知っていますか

太郎「いや 聞いたことはあるが、

   やったことはないからなぁ~」

七子「そういえば、そうよねぇ~

   何のために、やるのかしら

透明「作治さんは、知ってるでしょ」

作治「えっ」

透明「昔、取材でやったことあるよね」

作治「あっま、また、何で

   って、聞くだけ無駄か

   写経っていうのは、身を綺麗にして、

   経を理解し、この世の真理を説く為に

   行う方法だろ


太郎「取材ってなんだ」

作治「そ、そこは、良いだろう」

透明「作治さんの解釈は正しいだけど、少し補足

   させてもらうね

   写経とは、経を理解するこれはこの世の真理である

   言葉に触れるということ


   真理を説くというのは、書くことで、自分自身が

   経を唱えた事と等しくなるということ


   そして、身を綺麗にするというのは、

   現世で溜まってしまった、業を浄化するということ


作治「」

鉄二「つ、つまり・・・・な、なんだ」



・・・鉄二・・・そこは決めようよ


透明「つまり、写経というのは、業を消す効果があるんです」


ガヤガヤ」「ワイワイ

それ、いいね~」「やってみたい



いい感じいい感じ

   

透明「人間は生きている以上、徳を積めない、積まない人

   という人は、絶対にいません


   ただ、その徳は、業で消されてしまうのも事実です

   業を1積むと、徳が2つ消える計算になるので、

   正直、結構厳しい判定基準が設けられています

   でも、生きている内に業を消すことさえできれば、

   どんな方でも、徳しか残らなくなります


沖田「つまり、業さえ消せれば、大丈夫ってことか

   よくわかんねぇ~」

透明「あははっもう少し簡単に説明するね」


皆が、興味津々で近づいてくる・・・。

あ、圧が凄いんですけど



透明「皆さんには、さっき、旅行に行く際、

   最初の出発は、サンズリバーで船に乗るって

   言いましたよね」

鉄二「おお船旅な」

透明「その時、皆さんの旅費は、サンズリバーに着く前に

   決まっているんです」

伊奈「どういうこと」

透明「皆さんが、ご家族に見送られ、旅立つ時(葬式)

   もしかしたら、ご家族や親戚の誰かに、

   旅費の足しにと徳を貰えるかもしれません

   そして、それらの旅費は、サンズリバーに着く前にも

   消費されます


沖田「そうなのか」

透明「例えば、沖田さんが東京に行って飛行機に乗るのに、

   そこまで車や電車で行ったとすれば、旅費は減りますよね」

沖田「確かに・・・」

透明「それと同じで、旅立ってからサンズリバーに着くまでにも

   タクシー代がかかるんですこれが、業徳の相殺です

   高いタクシーに乗ってしまえば、旅費は減りますし、

   サンズリバー行きの専用シャトルバスに乗れれば、

   旅費はかかりません

   つまり、業をもっていると、シャトルバスは迎えに来れず

   自分で旅費を払ってタクシーに乗らないといけないんです

   ちなみにサンズリバーまでの道のりを

   黄泉路・・・リーディングロードと言います

   (うん良い名だ)」


自画自賛・・・


鉄二「な、なかなか厳しいなぁ~」

透明「でも、タクシー代がかからないと、特典もあるんですよ~」

鉄二「どういうことだ」

透明「実は、サンズリバーで乗れる船にも種類があるんです」

作治「種類」

透明「はい実質、サンズリバーで乗れる船というのは、

   旅費を支払うというより、見せる形になります

   ですから、旅費を沢山もっていることを船員さんに

   見せれば、なんと豪華客船に乗ることができるんです~


おお~~~っ」「豪華客船

いいなぁ~」「乗ってみたい~


作治「・・・・足りなければ、乗れないが、多ければ豪華客船か

   その中間はどうなんだ

透明「その中間は、普通の旅客船漁師船みたいなのもあります」

鉄二「俺は、漁師船でもいいぞ~


くすくす」「あはははっ


透明「鉄二さんは、似合いそうだね

   まあ、これは私達が決めることじゃないから、

   要するに、業は生きている内に消した方がとく

   ていうことだよね

   もちろん、旅費が多ければ、お城でも高待遇だし、

   ミルキーウェイでも馬車でお出迎えされるから、

   特典は満載だよ」

作治「そうなのか」

透明「うん
 
   さて、話がそれてしまったけど、要するに写経は

   書けば書くほど、業を浄化してくれる


   どうせなら、最初からシャトルバスに乗れた方が

   良いでしょ

   ついでに、業がになれば、そこからは写経が智慧として

   徳になるという優れものでもあるんだよ」

沖田「本当か」

伊奈「経書きたいわ~


俺も」「私も

わいわい」「がやがや



透明「」


皆さんが騒いでいる中、作治さんが私に近づいて来る・・・。


作治「なるほどな写経をし、業を消せれば、今持っている

   徳だけでも旅費は足りるということか


透明「その通り

   今から、徳を積むというのは、なかなか難しいけど

   同時に業の方を減らせれば、一挙両得でしょ

作治「くくくっ考えたな・・・でも・・・。」

透明「時間が足りない場合を考えてる

作治「ああ・・・。」

透明「大丈夫作治さんには、同時に徳を積んで

   もらうから


作治「」

透明「みなさ~んちょっと、聞いてくれるかなぁ~」

all「」


透明「これから、皆さんには、実際に写経を書いてもらおうと

   思います

   ただ、写経にも作法があるので、それを説明したいのですが、

   写経は、一枚書いただけでは、大した効果は得られません

   そうなると、何日もかけて書いてゆく必要があるため、

   私だけでは、指導することができません

   そこで、作治さんに講師となってもらい、2日に一度

   写経教室を開いてもらおうと想っています


作治「と、透明」

透明「実は、作治さんは、元小説家さんです」

沖田「ええ~本当か」

太郎「あっだから、さっき取材って」

七子「すご~い~」


透明「文字のことは、文字のプロに任せるのが一番です

   そういう意味でも、皆さんの側にいる、作治さんが

   適任だと思うので、作治さんに先生をやってもらいたい

   思います


伊奈「良いわねぇ~」

鉄二「ま、まあ物書きだったんなら、仕方ねぇなぁ~

   作治さん頼むぞ」

作治「えっいや、あの」

沖田「作治先生だな

太郎「あははははっ作治さん似合うなぁ~」

作治「と、透明」


作治さんに耳打ちする透明


透明「作治さん、皆の記憶にとどまる、頼れる先生に

   なってね


作治「・・・・そうか・・・・この策士め

   ・・・でも・・・ありがとうな・・・。」



次回、写経の書き方です



          
          続く・・・。



   
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