まじかる パフュ~ム~・4
瑠璃「説明しよう 今回の総会は、
ヒューマン・コネクター能力者である
瑠璃ちゃんが、人の持てる能力を
フルに生かす方法として
パフューム・トレースを実際に
行って行こうと思ってま~す」
透明「・・・。」
陣「」
瑠璃の能力であるヒューマン・コネクターは、
相手に触れると、その感情を干渉し相手の考えや
五感の動きすら読み取ることが
出来てしまう、感情干渉能力
五感の動きすら読み取ることが
出来てしまう、感情干渉能力
その分、自分がその感情をモロに受けてしまうので、
危ういと言えば危うい能力でもある
しかし・・・パフューム・トレースってなんだ
瑠璃「実は、あらかじめ、円と怜に手伝ってもらって、
色々なパフュ~ムを作ってみたんだけど
まあ、論より証拠
一度、その香りをかいでもらって、感想を
聞かせて欲しいわけよ」
聞かせて欲しいわけよ」
陣「えっ お、俺達で」
透明「そ、そう言うことか~
お前ら 要は、体の良い人体実験じゃないか~」
円「ちょっと~っ 人聞き悪いな~
これは、私達から男性陣諸君へのプレゼント
なんだよ~」
透明「プレゼント」
瑠璃「そうそう 今回のパヒュ~ムは、疲れを吹き飛ばしたり
ストレスを緩和したり日頃疲れている二人への
プレゼントなんだよ」
陣「うおぉぉぉぉっ お前達
なんて良いヤツなんだ~」
おいおい 陣くん
お前、単純過ぎやしませんか
だから、ばばぬきで全敗するんだよ~
透明「・・・・・・・。」
怜「・・・私達の好意を無駄にするの」
透明「くっ わ、わかったよ~っ
嗅がせていただきます」
もう、こうなりゃヤケだ
瑠璃「はいは~い 先ずはこれ」
瑠璃が小さいビンを持ってくる
円「これは、ストレス発散のパヒュ~ム」
怜「・・・どうぞ」
陣「おおっ じゃあ、嗅いでみるぞ」
透明「お、おい」
「キュウポン」
陣が躊躇無く小瓶に入ったパヒュ~ムの香りを
思いっ切り吸い込んだ
陣「へ~っ 凄い良い香りじゃん
何だか、気分が良いよ」
あれっ 本当に
もしかして、私の勘ぐり過ぎ
瑠璃「透明も嗅いでごらんよ」
透明「あ、うん」
私は、小瓶を渡され香りを嗅いでみた
確かに、清々しい香りがする
何だか、癒されるような
あれっ 陣
私がパッと横を見ると、何やら陣の様子がおかしい
陣「・・・・・・・・・。」
透明「・・・お、おい
じ、陣・・・・・・。」
陣「・・・・・・・・・。」
透明「お前ら、やっぱり あっ あれ」
瑠璃&円&怜は、こちらの様子を見ながら
何かチェックしている・・・。
それを確認しつつ、段々頭の中が真っ白になって行く私
透明「くっ 負けるか~っ」
必死に自我を保とうとしている私を見て、
何やら三人がチェックしている・・・・・
どれぐらい経ったのだろうか
やっと、意識がハッキリしてきた
透明「お、おまえら~」
円「う~ん・・・透明程度の吸い込みじゃ~
こんなモンなんだね」
怜「透明は意志が強過ぎるから、参考にはならないかも」
瑠璃「陣は、良い感じだね」
透明「お前ら、人を何だと思ってるんだ」
円「透明が悪いんだよ~ ストレスを発散させるのに、
一度頭の中を空っぽにしないと、ストレスなんて
発散出来ないでしょ」
発散出来ないでしょ」
怜「抵抗する透明が悪い・・・。」
透明「ちょっ、ちょっと待て そんなのストレス発散に
つながらんだろう」
つながらんだろう」
瑠璃「あれっ ダメ
取り敢ず、陣の意識がハッキリしたら
聞いてみようよ~」
透明「じ、陣」
陣「・・・・・・・・。」
しばらくの間、陣待ち・・・・・・
し、しかし なんて強力なんだ
恐るべし、パフューム・トレース
続く・・・。
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