占い師の日記

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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・7

真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


カツッカツッカツッカツッ

女性のヒールのような足音が近づいてくる・・・。


山目「(もしかして、さっき奥にいた女性か)」


先程のこともあり、乗客と目を合わせないように

下を向いていた僕は、近づいてくる足音の方向にも

目を向けず、通り過ぎるのを待っていた・・・。


カツッカッ


山目「」


下を向いていた僕の目線の先には、

女性の細い足が映り込む・・・。

女性は、何故か僕の前に立っているようだ


山目「(な、何だよ・・・早くあっちいけよ・・・。)」


目の前に立っているであろう女性は、

僕に話しかけるわけでもなく、ただ立っている。

異様な状況に、意識が持って行かれそうになり

目線を上げようとも考えた
が、ここは

眠っているフリでやり過ごそうと、

薄目を開けて下を向き続ける


山目「(・・・何で、どこにも行かないんだ)」


気持ち悪い・・・そう思っていた次の瞬間

薄目を開けていた僕の視覚に、何かが映り込む


山目「」


眼の前の女性が僕の顔をゆっくりと

覗き込もうとしている


そして、その女性の顔には目が無く、

目があったであろう窪みの奥には

何か気持ち悪いウネウネしたものが

蠢いて見える


その上、その女性の口は大きく開きながらも

口角が上がり、笑っているようにも見える


一瞬、息がつまる

心臓の鼓動が跳ね上がるのを感じる


山目「+×@△!!


叫びたい気持ちとは裏腹に、相手に寝たフリが

気づかれてしまう恐怖で声がでない

その光景に耐えられなかったのかもしれない

自分の意識が遠のいてゆくのを感じていた・・・。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


透明「これって」


幽体離脱した私は、六羽に連れられ、

さっき山目くんがいたであろうお墓の辺り

到着したのだが、目の前に広がっていたのは・・・。


透明「駅のホーム

六羽「ご主人たまぁ~駅だよ~

   電車くるかなぁ~



透明「う~ん・・・これって、亡くなった人達の

   思念が作り出している
ってことだよなぁ

   ・・・・もしかして

   山目くんこの駅から電車に乗ったのか」

六羽「多分そうだと思う

   何かお兄ちゃん引きずられて連れて

   いかれてるみたい
に動いてる~」

透明「ま、マジか」

六羽「あっ電車来たよ~」


私の目の前には、何故か普通の通勤電車とは違う

寝台車のような電車が到着する・・・。



透明「と、とにかく、この電車に乗った方が良いよな」

六羽「うん乗ろう乗ろう


六羽のすすめで、電車に乗り込む透明先生・・・

これって、一体どこに連れてかれんだ



          続く・・・。




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