さて、そろそろ時間だ
私は、控え室から出て、講義会場まで
歩いて行く
江戸「先生今日は何の話をしていただけるのですか」
透明「えっあっそう言えば何にも考えてなかった」
江戸「えっえ~っ」
透明「ノリじゃ駄目」
江戸「あ、あはははっ・・・ちょっとキツイかな~」
透明「くすっ とにかく生徒さんを見てから
何の話をすれば良いか決めますよ」
江戸「お、お願いします」
私達は、大きな扉の前で出番を待つ・・・。
司会「それでは、我が校の校長、江戸先生の恩師
透明先生です」
生徒「わ~~わ~~っ」「パチパチ」
「どの人どの人」「わ~~わ~~っ」
す、凄い反響 緊張が増す
私は、おもちゃの兵隊さんのようにギクシャクしながら
教壇の前に立つ
生徒「えっわ、若くない」「どよどよっ」
「マジで」「・・・し~っ静かに」
透明「皆さん、こんにちは わたくし、透明と申します
ここの校長先生江戸先生とは、十年来の付き合いです
今日はお招き頂いて感謝しています
皆さんは、占い師になりたいと言うことで、
多くを学んできていると思います
ですから、私なんかが教えられるモノがあるのか
ちょこっと布団に入りながら考えてみました
ですが、私は寝付きが非常に良いことを忘れていて
そのまま眠ってしまい
今朝目が覚めた時には後の祭り
遅刻寸前で、家を飛び出してきてしまいました
そんなわけで、実は
皆さんに何を話すか決めてきていません
ですから、今日は
私の目で見て、今の皆さんに必要なモノをお話しようと
思っていますので、楽しく始めましょうね」
生徒「くすくすっ」 「何か面白い・・・。」
透明「さて 皆さんは、私が教室に入って来たとき
何を思いましたか」
生徒「ガヤガヤ・・・。」「ガヤガヤ・・・」
透明「それじゃあ、前の列の人順番に教えてくれるかな」
生徒A「あっ、はいえ~っと、若いんだな~って」
透明「うんうん 次の人は」
生徒B「いや、やっぱり若い人なんだと思いました」
透明「なるほど次は」
生徒C「思っていたのとは違って、もっと校長先生より
お歳を召した人かと・・・。」
透明「そうですか じゃあ、皆さんに聞きますね
私が入ってきた時に 若いんだな~って思った人」
おおっ大半がそうか
透明「他には無い
例えばカッコイイ人が入ってきたとか
あの先生独身かな~っとか
一目惚れしちゃったとか
女性限定ですけどね」
生徒「・・・くすっ」 「俺一目惚れしちゃいました~っ」
「くすくすっ」 「俺も俺も」
透明「うわっ 男性陣はいいから」
生徒「あはははははっ」
透明「さて、残念なことにいないようなので
話を続けますね
皆さんが、私のことを思っていたより若いと思ってくれた
のは、個人的には嬉しいのですが、
占い師としては、致命的です」
生徒「」 「どよどよ」
透明「皆さんは、私と年齢が変わらない方もいれば、
少し上の方私よりも、お若い方が大半ですよね
もし、自分が一生の悩みを持って
占い師さんを頼ったとします
お客さんである自分が、ある意味一生を左右することを
託すわけですから、もし初めて会った占い師さんが、
どう見ても自分より若く人生経験も少なそうなら、
皆さんならどうします」
生徒「・・・」 「どよどよっ」
透明「くすっ何だか、頼ることに些かの不安がありますよね
私も、20代前半からこの業界でご飯を食べていますが、
最初はその事で、大分悩んだこともありました
年齢だけは、どうにもならないですからね
さてじゃあ、どうすればこの年齢からくる先入観を
無くさせることが出来るのか 皆さんならどうします」
生徒「・・・う~ん・・・」「どよどよっ」
透明「簡単なことです 信頼してもらえれば良い
その為に必要なことって、占い師としてやれることは
2つだけ ひとつは、お客さんの立場に立って真剣に
お客さんと向き合い導き、自分の言葉に責任を持つこと
もうひとつは、自分の特異性つまり、自分にしか
出来ないものもしくは、自分の絶対的自信につながる
占いの技術や知識を持つことです
皆さんは、今それを学んでいるのだということを
頭に置いておいてください
そうすれば、学校を卒業した頃には立派な占い師さんに
なっているはずですよ」
生徒さんの目が少し真剣になる皆いい顔だ
さて、つかみはOK う~ん、次に何話そうかな~
とても信頼できそうにない透明先生です
続く・・・。
これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません
あなたの徳が積めますように
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